東京ビッグサイト(国際展示場)東展示棟の使用が2021年秋まで使用不可になりそうだ。
国内最大の展示会やイベント会場となっている東京ビッグサイトだが、東京オリンピック(東京五輪)・パラリンピックが新型コロナウイルスの影響で2021年に約1年延期されたことに伴い、報道センター施設として国内外のメディアの拠点となる東展示棟もそれにあわせて利用できない期間が延びることになりそうだ。
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東京ビッグサイト東展示棟再開は2021年12月頃か?
「国際放送センター」となる東展示棟は放送用設備が既に導入されている。本来であれば2020年11月30日までの使用期限で占有している状況だが、仮に東京五輪がそっくりそのまま1年延期となれば、必然的に2021年11月30日までの使用期限に1年延長されることが予想される。
西展示棟、南展示棟、会議棟、青海展示棟は、2021年の貸出休止期間の2021年5月5日まで使用可能となり、休止期間は2021年5月6日から2021年9月30日までとなる予定。
仮に新型コロナウイルス感染症が収束して、国内展示会やイベント開催が可能となっても、会場不足により開催できる催しは限定される。
何よりも、展示会やイベントの装飾等の関連業者には我慢が1年延長され、企業存続も危ぶまれるのが心配だ。